東京都登録56ね第34号
ねずみ駆除について
ねずみ駆除の基本はねずみの発生状況、生息場所、建物の構造を正確に調査及び検査を行い、的確なねずみ駆除・ねずみ防除作業を行うことが、早期ねずみ駆除への重要なポイントになります。
特に、現在お住まいの住宅周辺にて環境の変化（ご近所での建物取り壊しや道路工事、公園整備等に伴う雑草の除去等）があった場合、ねずみはこれまで営巣していた場所を追い出されてしまう為に新たな営巣場所を求め、時には住宅内に巣作りを始める事があります。その後、住宅内で繁殖してしまうのです。ねずみの侵入を許してしまった結果、台所周辺の食べ物が被害にあったり、天井裏や壁の中にある配線が齧られたりと対策が遅れれば遅れるほど被害はエスカレートしていくものと考えられます。以上の事からも一日も早いねずみ対策が必要なのです。ねずみの生息に気が付かれた段階でご連絡下さい。状況悪化を防ぐ為に一日も早いねずみ駆除をお勧め致します。
ねずみ駆除方法について
ねずみ駆除は基本工法をはじめ、お客様の現状に対応出来るよう集中捕獲処理や遮断・忌避工法を組合せながら行ってまいります。調査、御見積提出時にお客様に合ったねずみ駆除・防除方法をご提案させていただきます。
ねずみ駆除基本工法
基本となる、ねずみ駆除方法です。毒餌処理・ねずみ捕獲処理等を行います。
毒餌処理
主にワルファリン剤やジフェチアロール剤を使用しネズミの通り道等へ設置致します。（設置場所例：天井裏・床下・パイプスペース・状況により建物外周等）
ねずみ捕獲処理
粘着トラップをねずみの通り道へ設置し捕獲を行います。
＊トラップを通り道へ設置した時に捕獲されたイメージです。
調査結果に基づき、人やペットなどが近寄らない場所に毒餌、粘着トラップを設置致します。毒餌・粘着トラップ設置に関しては、ネズミの種類や習性、生態などを研究し長年の経験をもとに最も効果的な方法で設置致します。
ねずみ駆除作業（防除作業）
ねずみ集中捕獲工法
粘着トラップを多量に設置し建物内などに生息または侵入するねずみを集中的に捕獲します。生息数を極端に減少させる事が出来ます。また、ねずみに対し警戒心を与える効果があります。
＊集中的にねずみを捕獲する為、粘着トラップを敷詰めます。
住宅の場合、全面的に敷設できませんので、手の届かない物陰や天井裏に適度に設置します。(幼児や小動物がいる場合設置できない場合があります）
侵入口閉塞／防鼠工事
ねずみに齧られても破られる事のないパンチングメタルや防鼠ネット、防鼠パテ、防鼠ブラシ等を使用しねずみの出入口を塞ぎます。
戸袋の隙間にラットガードを取り付け隙間からネズミや鳥が入らないようにします。
建物基礎部の通気口の隙間を専用ネットで塞ぎました。
忌避処理工法
忌避剤・超音波防鼠機の設置
ねずみに齧られる場所（配線やドアの木部等）へねずみの嫌う咬害防止忌避剤を塗布、散布処理致します。また、天井裏や床下へ設置型の忌避剤を使用する事により侵入してきたねずみに対し警戒心を与えます。
天井裏に忌避剤を設置しネズミを追い出します。塗布散布用など数種類を揃えています。
天井裏にネズミの嫌がる周波数を出す超音波防鼠機を設置しました。ストレなどにより逃げ出したり、粘着トラップに捕獲されやすくなります。
駆除剤の設置（殺鼠剤配置）
ネズミの通り路、営巣場所、餌場など良く出没する場所を特定して、殺鼠剤を設置します。
粘着シートなどで取れきれない個体も徐々に減少し、ネズミがいない環境を取り戻します。
保守管理（メンテナンス）
保守管理期間（メンテナンス期間）を設定し、管理期間内に定期的巡回を行います。
＊お客様のねずみによる被害・ねずみの発生状況により定期巡視回数は異なります。ねずみ駆除御見積書提出時にご提案させて頂きます。
モニタリングポイントの点検
目視調査、インジケータートラップなどによる点検調査を行います。
建物外周調査
目視により建物外周の証跡調査、作業箇所の不具合や新な損傷による侵入箇所などの点検を行います。
拡散防止作業について
建物を解体する際に近隣へねずみや害虫が散らばらないよう、建物解体前に予めねずみや害虫を徹底的に駆除する事を目的とした作業です。建物を解体する際は近隣の方へご迷惑を掛けない様、ねずみ・害虫の拡散防止作業をお勧め致します。作業後は写真付報告書を作成しご提出致します。
取り壊し前の建物内へ薬剤散布している写真です。
取り壊し前の建物内へ粘着板を設置している写真です。